黒柳徹子が弔辞「美しいおしどり夫婦を忘れません」

[ 2011年5月25日 06:00 ]

黒柳徹子(中央)は長門裕之さんの思い出を語る
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長門裕之さん葬儀・告別式

 黒柳徹子(77)が弔辞を読み、妻南田洋子さんの認知症を告白した長門さんの真意を代弁した。

 08年秋、テレビ朝日「徹子の部屋」で長門さんが公表した際、賛否両論の声が上がった。しかし長門さんは「一つは世間に認知症を知ってもらいたい思いから。もう一つは、車椅子でも、たまには外の空気を吸わせてやりたい。でも“どうなさったんですか?”と聞かれ、洋子がそれに答えるのはかわいそう。公表すれば説明しなくてすむ」と黒柳に話したという。黒柳は「美しいおしどり夫婦がいたことを忘れません」と涙ぐんだ。

 続いて弔辞を読んだ奥田瑛二(61)は、長門さん主演で映画製作を計画していたと明かした。長女の安藤モモ子(29)が監督を務める。「昨夏に手術を受けられた際には“待ってますから。いってらっしゃい”と声を掛けたが…」と無念の表情。代役を探して秋には製作に入るという。

 ≪石原都知事ら弔電≫弔電は、主演映画「太陽の季節」の原作者で東京都の石原慎太郎知事、自宅が近いプロ野球中日の落合博満監督(57)、映画「日本侠客伝」シリーズなどで共演した高倉健(80)らから届いた。女優の吉永小百合(66)は「日活撮影所時代の元気なお姿が胸の中に残っています」と悼んだ。

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2011年5月25日のニュース