世界の著名人がエール…ユニクロが支援Tシャツ発売

[ 2011年5月25日 06:00 ]

 米歌手レディー・ガガ(25)や女優ニコール・キッドマン(43)ら世界の著名人10人からの応援メッセージが書かれたTシャツ「SAVE JAPAN!UT」が6月25日に各国のユニクロ店舗で発売される。

 ガガらは雑誌「VOGUE JAPAN」や「GQ JAPAN」の呼び掛けに応じて参加。同雑誌を発行するコンデナスト・グループが支援しているエリア別救済支援情報サイト「SAVE JAPAN!」に、ユニクロが賛同していることから今回の企画が生まれた。Tシャツには昨年来日した際、ファンがガガのバッグに書いたメッセージを再編集してデザイン化した言葉が印刷されている。今回の試みに対してガガは「心からの愛を送り支援の手を差しのべたいと思います。私たちは皆さんのことを祈り想(おも)っています。いつでも遠慮なく私に助けを求めてください。皆さんを支援するために、私たちにできることから始めています。これからも祈り続けます。アイシテマス ミンナノタメニ イノッテイマス」とのメッセージを寄せている。

 ユニクロではこれまでにさまざまな支援活動を実施してきた。柳井正代表取締役会長兼社長(62)個人からの10億円をはじめ、総額14億円の義援金を日本赤十字社を通じて寄付。また同社の防寒衣類等7億円相当を支援物資として寄贈し、その配布を同社の有志社員がボランティアで行った。建築家の安藤忠雄氏(69)を中心に設立された「桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金」には、柳井氏が発起人として参加。運営資金として2億2000万円を寄付した。

 今回のTシャツも支援活動の一環として発売されるもので、このTシャツの利益となる約1億円は義援金として日本赤十字社を通じて寄付される。

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2011年5月25日のニュース