「告白」が作品賞など4冠!演技部門は「悪人」が独占

[ 2011年2月18日 23:00 ]

第34回日本アカデミー賞の各部門の最優秀賞受賞者。「悪人」で主演女優賞の深津絵里(前列右から2人目)、作品賞などを受賞した「告白」の中島哲也監督(同3人目)ら

 第34回日本アカデミー賞の授賞式が18日、東京都港区のホテルで開かれ、中島哲也監督の「告白」が作品賞や監督賞など計4部門で最優秀賞を受賞した。

 「告白」は湊かなえさんの同名小説が原作で、娘を生徒に殺害された女性教師の復讐劇。

 主演男優賞は妻夫木聡さん、主演女優賞は深津絵里さん、助演男優賞は柄本明さん、助演女優賞は樹木希林さんで、演技部門の最優秀賞を「悪人」(李相日監督)の出演者が独占した。

 アニメ作品の最優秀賞はスタジオジブリの「借りぐらしのアリエッティ」(米林宏昌監督)が選ばれた。最優秀外国作品賞は、3Dブームを巻き起こしたジェームズ・キャメロン監督の「アバター」に決まった。

 ほかの部門の最優秀賞は以下の通り。(敬称略)

 ▽脚本賞=中島哲也(告白)▽美術賞=林田裕至(十三人の刺客)▽撮影賞=北信康(同)▽照明賞=渡部嘉(同)▽録音賞=中村淳(同)▽編集賞=小池義幸(告白)▽音楽賞=久石譲(悪人)

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