“韓国の羞恥心”「MBLAQ」が日本上陸

[ 2011年2月18日 06:00 ]

5月に日本デビューするMBLAQ(左から)スンホ、ジュン、ジオ、チョンドゥン、ミル

 KARAの分裂騒動で韓国の音楽グループにがぜん注目が集まっている中、強力な新人が日本に上陸する。5月4日に日本デビューする男性5人組「MBLAQ(エムブラック)」。ビジュアル系バンド風の妖艶なパフォーマンスの一方で、韓国では「おバカアイドル」として大ブレーク中。“韓国の羞恥心”として日本でもブレークする予感だ。

 MBLAQの韓国での愛称の1つは「バンパイア」。かみつかれたら離れられないという甘美な魅力を表している。肌を露出しながらクールに踊り歌う姿は、韓流アーティストの中でも屈指のセクシー度だ。

 09年、日本でも活躍した歌手Rain(ピ=28)のプロデュースでデビュー。韓国の女優コ・ウナの実弟ミル(19)をはじめ、人気女性グループ「2ne1」のパク・サンダラの実弟チョンドゥン(20)ら芸能界のサラブレッドが所属し、当初から高い注目を集めた。

 発売したシングル2作はいずれもヒットチャート首位を獲得。昨年は韓国で最も権威ある賞のひとつ「大韓民国芸能芸術賞」を受賞。09年の少女時代、08年の東方神起と過去に受賞したスーパーグループと肩を並べた。

 加えて、これまでのK―POPグループにない魅力はステージ上とは正反対の“おバカ”キャラ。バラエティー番組で「6×7=48」とか「デート費用のため家の牛を売った」など珍発言を連発。「バボドル」(おバカなアイドルの意味)の愛称が定着した。

 日本で獲得したレコード会社はソニー。関係者は「日本でいえばパフォーマンスはEXILEのようなクールさがあり、個々のキャラクターは羞恥心の魅力に近い」と説明。5月のデビューに先駆け、4月22日に都内で開催するお披露目イベントもそのキャラクターに合ったユニークな内容になりそう。日本語も特訓中で「すでに日常会話以上のレベル」と関係者。日本のバラエティー番組にも積極的に進出する意向で、歌って踊って笑いもとれるイケメン軍団が旋風を巻き起こしそうだ。

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2011年2月18日のニュース