ベルリン国際映画祭開幕 堀北真希主演作品も出品

[ 2011年2月11日 10:03 ]

 世界三大映画祭の一つ、第61回ベルリン国際映画祭が10日、米アカデミー賞で10部門の候補に名を連ねた米映画「トゥルー・グリット」の上映を皮切りに開幕した。20日までに計約400作品を上映する。

 最高賞「金熊賞」を競うコンペティション部門には計16作品が出品されたが、日本映画は入らなかった。主要な賞の授賞式は19日に行われる。

 日本からは、特色ある映画を集めたパノラマ部門に深川栄洋監督、堀北真希主演の「白夜行」などが出品。戦前戦後に活躍した渋谷実監督の「現代人」などの作品も特別上映される。

 また、イランの反政府運動に関わったとして禁錮6年の判決を受けた同国の著名な映画監督ジャファル・パナヒ氏の作品を特別に上映し、今年の映画祭の審査員に名を連ねながら、パナヒ氏が出国できないことに抗議。「イランの検閲と表現の自由の制限」をテーマにした討論会も開催する。(共同)

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2011年2月11日のニュース