小向美奈子容疑者に3月21日までフィリピン滞在許可

[ 2011年2月11日 20:23 ]

 フィリピン入国管理当局者は11日、共同通信に対し、覚せい剤を購入したとして警視庁が逮捕状を取っているタレントの小向美奈子容疑者(25)が8日に滞在延長を申請して認められ、3月21日まで滞在が可能になっていることを明らかにした。当面、帰国するつもりがない可能性もある。

 当局者によると、1月21日に査証(ビザ)なしでフィリピンに入国した小向容疑者は当初、11日に滞在許可の期限が切れる予定だった。しかし、マニラ首都圏の入管事務所で8日に延長を申請し、追加滞在が認められたという。

 警視庁は小向容疑者がイラン人と日本人の薬物密売グループから覚せい剤を購入した疑いがあるとして、逮捕状を取って行方を追っている。

 小向容疑者は2009年1月、知人宅で覚せい剤を所持していたとして警視庁に逮捕された。同年2月に懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けて執行猶予中だった。判決後はタレント活動に復帰していた。(共同)

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2011年2月11日のニュース