仮面ライダー1号 39年ぶり“主演映画”

[ 2010年12月28日 06:00 ]

オリジナルの劇場版では39年ぶりにメーンを張る仮面ライダー1号

 来年創立60周年を迎える東映の記念作品第1弾として、生誕40周年の「仮面ライダー」が選ばれた。映画「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」が製作され、11年4月1日に公開される。

 東映は時代劇、やくざ映画などを送り出し、数々のスターを生み出した老舗。記念イヤーを飾る作品には、ヒーローの代名詞的存在が抜てきされた。
 今年の東映では22作品が公開されたが、仮面ライダー関連は6作品。現在公開中の「仮面ライダー×仮面ライダーオーズ&ダブルfeat.スカル」が映画興行ランキングで初登場1位を獲得するなど軒並みヒット。東映の“稼ぎ頭”となっている。
 最新作は現行の仮面ライダー「オーズ」、根強い人気を誇る「電王」に加え、「1号」がメーンキャラクターとして登場する。電王の時空を越える列車「デンライナー」に乗り、1号の世界で大暴れ。すべての歴代ライダーと大競演を果たす。
 本郷猛(藤岡弘、)が変身する1号は05年に映画「仮面ライダー THE FIRST」としてリメークされたが、オリジナルが劇場版でメーンを張るのは、72年の「仮面ライダー対じごく大使」以来39年ぶりとなる。
 タイトルの「レッツゴー仮面ライダー」は、71年放送開始のテレビ版の主題歌「レッツゴー!!ライダーキック」にオマージュをささげた。白倉伸一郎プロデューサー(45)は「ライダーには40年続く熱さ、ときめきがある。親と子をつなぐ絆としてのライダーを見せたい」と話している。

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