問い合わせ殺到で公表…桑田佳祐、紅白で復帰!

[ 2010年12月28日 06:00 ]

 歌手の桑田佳祐(54)が大みそかの「第61回NHK紅白歌合戦」(後7・30)に出場することになった。所属事務所、レコード会社が27日、発表した。7月28日に食道がんを公表し芸能活動を休止してから約5カ月。復帰の舞台に国民的番組を選んだ。明けて元日にはニューアルバムの情報を大々的に発表することも合わせて公表。完全復活ののろしを上げる。

 衝撃のがん告白、闘病からの復帰は国民的番組に決まった。83年にサザンオールスターズとして「東京シャッフル」で出場して以来27年ぶりの紅白。公に姿を現すのは7月4日、妻で歌手の原由子(54)が神奈川・鎌倉芸術館で行ったライブに飛び入りして以来のことだ。
 白組からの正式な出場ではなく昨年の矢沢永吉(61)と同じスペシャルゲスト扱いで登場する。出演時間や曲目、演出など細部は調整中。決定に向けた話し合いには桑田も参加するという。08年の「ひとり紅白」などライブで個性的な仕掛けを見せることが多い桑田だけに、復帰にふさわしい斬新なステージも期待できそうだ。
 8月に行った手術後の経過も極めて順調で、紅白出場はかねて噂されていた。一気に現実味を帯びたのが21日。紅白の井上啓輔チーフ・プロデューサーが桑田の出場について「今のところそういう動きはない。でも、事態が急転すればいいですね」と、水面下で交渉があることを示唆していた。25日にはTOKYO FMのラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」で本人が「復帰の準備も整ったように思います」とコメントを寄せた。
 事務所の説明では出場の最終決定は25日ごろ。当初は紅白本番までシークレットにする方向で検討された。しかし、紅白出場についてファンからの問い合わせが激増し、伏せておくことは混乱を招くと判断した。
 「…やさしい夜遊び」での復帰や、復活ライブの可能性も検討された。紅白を選んだのは「世界中に中継されるほどの番組。よりたくさんの人に復帰を見届けてもらえるというのも大きな要素」(事務所)と話した。
 続く元日には、先日完成した新作アルバムの詳細情報を発表。レコード会社は「大がかりな仕掛けを考えてます」。夜には「…やさしい夜遊び」の生放送に復帰出演。闘病の経過などをファンに肉声で説明する予定で、復帰早々、フル回転で完全復活をアピールする。

 ◆桑田 佳祐(くわた・けいすけ)1956年(昭31)2月26日、神奈川県生まれの54歳。青山学院大在学中にサザンオールスターズを結成。78年6月「勝手にシンドバッド」でメジャーデビュー。87年に「悲しい気持ち」でソロ活動開始。以後サザンとソロ活動を並行。「真夏の果実」「TSUNAMI」「白い恋人達」などのヒット曲を発表。

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