財前直見 南野陽子と名コンビ「私がボケでこちらが突っ込み?」

[ 2010年12月16日 14:28 ]

ドラマ「フェイク 京都美術事件絵巻」で共演する財前直見(左)と南野陽子

 1月スタートのNHKドラマ「フェイク 京都美術事件絵巻」(毎週火曜後10・00~)の記者会見が東京・渋谷のNHKで行われ、主演の財前直見(44)と南野陽子(43)が出席した。

 ちょっとダサい衣装が特徴の主人公の大学非常勤講師・浦沢右を演じる財前は「チャームポイントはハイウエストのズボンにこのベルト。これを選びながら、段々と“友”という人間を作り上げた。一番気に入っているのは死体を見てエチケット袋を出すところと、美術講師だけどやる気ないがところ」と笑いを誘った。

 撮影初日、そんな風貌の財前の前を通り過ぎてしまったという南野は「見物人と間違えて、会釈で目の前を通り過ぎてしまった」と苦笑い。

 以前、南野が出演したドラマ「スケバン刑事」も担当していたという制作統括の東映・手塚治氏は「スチュワーデス刑事とスケバン刑事のコラボ。南野さんの新たなキャラクターと一緒に作りたいと思った。いろいろな局でいろいろな捜査官を経験しているお二人で新たな捜査官のコンビ像を見せられたら」と期待を寄せた。

 2度目の共演となる2人だが、お互いについて財前が「私がボケでこちら(南野)が突っ込みかな?実際は南野さんは飲めないですけど、2人で飲んで大騒ぎしているような友情関係になっていったらいいな」と話すと、南野も「(一緒に)いて楽しいです。私は同世代の女性と関わることが今までの作品で意外となかったんですけど、待ち時間もそうだし、セリフ合わせも自然にできて、すごく毎日楽しい」といいコンビネーションを見せていた。

 初のNHKと東映のコラボで、初の“美術探偵”が活躍する「フェイク 京都美術事件絵巻」は京都を舞台に一風変わったパリ帰りの美術講師・浦沢友(財前)と三条署の刑事・白石亜子(南野)が美術品をめぐり事件を解決していく美術ミステリー。1月4日から全6回で放送。

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2010年12月16日のニュース