湘南の大先輩加山雄三「桑田君、早く出て来い」

[ 2010年12月7日 10:36 ]

BS民放5局共同特別番組会見に出席した加山雄三(左)と「TUBE」前田亘輝

 俳優の加山雄三(73)、音楽ユニットの「TUBE」、「キマグレン」の3組が横浜で行われたBS民放10周年5局共同特別番組「ヒューマン・コラボレーション~挑み続ける人々・テイクオフの瞬間~」の番組制作発表会に出席した。

 29、30日、来年1月1~3日の5夜にわたってBS民放5局で放送されるもので、加山らが共演するのはそのうちの1番組「湘南から愛をこめて~加山雄三×TUBE×キマグレン~」。
 発表会に先立ち、加山のデビュー50周年を記念した曲「座・ロンリーハーツ親父バンド」と湘南サウンドの名曲、サザンオールスターズの「いとしのエリー」「チャコの海岸物語」を3組でセッション。選曲について加山は「いつもカラオケで歌わせてもらっている曲を選ばせてもらった。桑田君、待ってるよ!早く出て来い。また一緒にやろう」と療養中の桑田佳祐(54)にエールを送った。
 同番組はさまざまな分野の才能が出合い、語り合い、触発し合うことで、新たな次元へ羽ばたこうとする“テークオフ”の瞬間を描き出すヒューマン・ドキュメンタリー。「湘南から愛をこめて…」は加山、TUBE、キマグレンを“湘南3世代”とし、それぞれの湘南への思いを語り合い、3組でライブも行う内容。
 加山は湘南について「前に海、後ろに山があるから心に響くサウンドができるんじゃないかな。だから愛を感じる曲が多いんだと思うよ」と話し、TUBEの前田亘輝(45)も「これからもまた集まってやりたいですね。今度は桑田の兄さんやさらに下の世代を交えて“湘南5世代”とかでね」と話した。
 「湘南から愛をこめて」の初回放送は1月3日午後9時から、BS朝日で2時間にわたって放送される。

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2010年12月7日のニュース