田代まさし被告「コカインを持っていたのは事実です」

[ 2010年12月7日 14:39 ]

田代まさし被告

 覚せい剤取締法違反などの罪に問われたタレント田代まさし(本名政)被告(54)の初公判が7日、横浜地裁(香川礼子裁判官)で開かれ、田代被告は「コカインを持っていたのは事実です」などと述べ、コカイン所持と覚せい剤使用の起訴内容を認めた。

 一方、覚せい剤とコカインを交際相手の美容師荒井千恵子被告(50)と共同で所持したとされた点は「(薬物)購入にある程度、金を出したが、どこでどれだけ持っていたかは分からない」と否認した。
 起訴状によると、田代被告は9月16日、横浜市中区の駐車場でコカイン0・87グラムを所持したほか、神奈川県厚木市の荒井被告宅などで覚せい剤約10グラムとコカイン約8グラムを共同所持。9月上旬から中旬にかけ、都内や神奈川県内で覚せい剤を使用したとしている。
 田代被告は2002年、覚せい剤取締法違反の罪で執行猶予付きの有罪判決を受けた。05年に再び同罪などに問われて実刑判決を受け、08年まで服役した。

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2010年12月7日のニュース