海老蔵、左目真っ赤…涙声で反省の弁

[ 2010年12月7日 23:14 ]

記者会見で頭を下げる市川海老蔵

 「自分のおごりが招いた」。7日夜、東京都港区のホテルで記者会見した市川海老蔵(33)。奔放な行動や強気の発言で知られた歌舞伎界のホープは終始、厳しい表情を崩さず何度も深々と頭を下げ、時に涙声になりながら反省の弁を繰り返した。

 11月25日の事件以来、初めて公の場に姿を見せた海老蔵は、黒のスーツに白いシャツ、黒いネクタイ姿。事件では前歯が欠け、頭や鼻などに大けがを負ったが、包帯やばんそうこうはない。ただ、左の眼球は真っ赤で、受けた暴行の激しさを印象づけた。
 冒頭、松竹の迫本淳一社長が無期限の出演見合わせを発表すると、詰め掛けた約500人の報道陣から大きなどよめきが起きた。迫本社長や弁護士らと並んだ壇上から1人で降りると、慎重に言葉を選びながら繰り返し謝罪した。
 質疑で「相手に暴力を振るったのか」と聞かれても、表情を変えず「一切ございません」ときっぱりと否定。一方、妻でタレントの小林麻央について尋ねられると、伏し目がちになり「胸が痛みます」と声を沈ませた。

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2010年12月7日のニュース