「マルドゥック―」映画化…冲方さん、スタッフに感激

[ 2010年8月11日 19:08 ]

 作家冲方丁さんのSF小説が原作のアニメ映画「マルドゥック・スクランブル 圧縮」(11月6日公開)の記者発表会が東京都内で開かれた。

 脚本も手掛けた冲方さんは当初、アニメ化の限界を考慮し、「現場に手加減したプロット(脚本の筋)を持って行ったら、『原作と違うじゃないですか』と言われました」と苦笑。難題を次々にクリアするスタッフの姿勢に感激し「本気でやるって、どういうことかを学びました」と語った。
 作品は、15歳の少女バロットが自分を囲う賭博師に殺されかけ、意思を持つネズミ型兵器ウフコックとともに戦う物語。
 バロット役の声優は「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ役などで知られる林原めぐみ。「見進めるほど、人生にもらえる何かが必ずある作品です」と話した。
 ウフコックの声は俳優八嶋智人が担当。主題歌は、公開日が命日に当たる本田美奈子さんの「アメイジング・グレイス」。

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2010年8月11日のニュース