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ローラン・ナウリ　（Ｃ）田中克佳

　演出は一昨年、サイトウ・キネン・フェスティバルで上演された「利口な女狐の物語」（ヤナーチェク）を手がけるなど日本のオペラ・ファンにもお馴染みのローラン・ペリ。物語の設定や状況をデフォルメしたような舞台装置と色彩感に富んだ衣装や美術が特徴で、それらを背景に登場人物の心情がフワリとした感じで浮かび上がってくるようなステージ作りで知られる。