ベルナール・ジロドー氏が死去

[ 2010年7月17日 22:20 ]

 フランスの映画俳優で監督のベルナール・ジロドー氏が17日、がんのためパリの病院で死去、63歳。フランス公共ラジオが伝えた。

 47年、西部ラロシェル生まれ。海軍入隊後、パリで演劇を学び、73年「暗黒街のふたり」で映画デビュー。「パッション・ダモーレ」(80年)、「ヘカテ」(82年)、「キリング・タイム」(87年)などに主演、80年代にはフランスで最も人気のある俳優の一人になった。

 監督としても「川のうつろい」(95年)などを制作したほか、10冊以上の小説も執筆、多彩な活動で知られた。01年に腎臓がんが見つかったことを公表、闘病生活を送りながら執筆活動を続けていた。(共同)

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2010年7月17日のニュース