米新人歌姫・ガガ来襲!マドンナ並み機材に仰天

[ 2010年4月14日 06:00 ]

来日したレディー・ガガ。白いエルメスのバーキンに「アイラブスモールモンスター 東京ラブ」、左腕にも「アイラブリトルモンスター」の文字

 ポスト・マドンナの異名を取り、世界で大ブレーク中の米歌手レディー・ガガ(24)が13日午前7時15分、成田空港着のシンガポール航空機で来日した。初の来日公演のためで、ジャンボ機2機をチャーターして11トントラック50台分のステージ機材を持ち込んだ。帯同したスタッフは総勢100人。マドンナ(51)やU2並みの規模で、成田で出迎えた日本の関係者を仰天させた。

 チャーターしたのは大型旅客機「ボーイング747―400」2機。座席を取り払い、11トントラック50台分のステージセットを積み込んだ。世界ツアーの前公演先だったオーストラリア・メルボルンからの一大輸送作戦。2機は世界ツアーの開催期間を通じてチャーターしているが、大手旅行会社は「この機体で日本―メルボルン間なら1機につき2億円はかかる」と説明した。
 音楽関係者によると、この運搬方法は06年のマドンナの世界ツアー時と同じ。単純比較はできないが、この際の機材は大型トラック45台分でほぼ同量。帯同スタッフ数は総勢140人だった。また、06年に来日公演を行ったロックバンド「U2」はジェット機3機と船1隻をチャーターして機材を運搬。関係者は「この時は機材が11トントラック50台分で、スタッフが100人ほど。今回のガガと同じ規模だった」と話した。
 しかし、ガガは08年8月にデビューしたばかり。キャリアや知名度の差を考えれば、今回の来日は異例の規模と言えそうだ。
 来日公演は14、15日に神戸ワールド記念ホール、17、18日に横浜アリーナで開催。関西空港でなく成田空港から来日した理由は不明で、公演スタッフは「ハリウッドスターが成田で取材されるケースが多いから、わざわざ成田にしたのでは」と説明した。
 成田で迎えた関係者が仰天する一方、ガガは自然体。120万円以上するとされる白いエルメスの高級バッグ「バーキン」を持って空港ロビーに姿を見せた。バッグには黒色マジックで「アイ ラブ リトルモンスター(ガガにとってファンの意味) 東京ラブ」と書いてあり、「街で私を見かけたらこのバッグにメッセージを書いて」と呼びかけるなど、終始ご機嫌だった。

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2010年4月14日のニュース