立川談志 ため息「別の談志がオレに“引退した方がいい”」

[ 2010年4月14日 06:56 ]

 糖尿病の療養のため昨年8月から活動を休止していた落語家の立川談志(74)が13日、東京・新宿の紀伊国屋ホールで行われた「立川流落語会」に出演、高座に復帰した。

 「首提灯」など古典落語メドレーで約400人の観客を沸かせたが、ガラガラ声の調子が不満だったらしく、終演後の会見では開口一番「もう駄目ですね。“高座の声”が出ませんよ」と弱音。「別の談志がオレに“引退した方がいい。お疲れさま”と言ってるようだ」とため息をついた。
 それでも途中「オレの話はいい。それより小沢一郎の問題どうすんのよ」「石原慎太郎はオレから話し方を学んだんだよ」などとまくしたて“毒舌”は健在だった。
 談志は来月4日に弟子の立川志らく(46)の独演会、6月7日には一門会への出演を予定している。

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2010年4月14日のニュース