11歳 島ゆりかさんが2位 ベネチアでコンサート

[ 2010年4月14日 10:00 ]

13日、イタリア北部ベネチアのコンサートで演奏する島ゆりかさん

 欧州在住のバイオリニストらを対象としてイタリアで行われたアルフレド・アンド・バンダ・マルコシジ・コンクールのバイオリンB部門(11~14歳)で、島ゆりかさん(11)が2位になり13日、北部ベネチアで入賞者コンサートが行われた。

 神戸市で生まれた島さんは3歳からバイオリンを習い、2007年にウィーン国立音楽大予科に合格。世話をする母親とともに高松市からウィーンに移り住み、勉強を続けている。
 コンクールは8日。入賞者コンサートではベルギー人の作曲家アンリ・ビュータンのバイオリン協奏曲を演奏、会場の約120人の観客の拍手を受けた。「練習は大変だが、今度は優勝できるよう頑張りたい」と話していた。
 島さんは08年にカザフスタンの首都アスタナで行われた国際音楽コンクールのジュニア部門で優勝している。(共同)

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