負債5億超 劇団運営会社が破産

[ 2010年2月23日 11:46 ]

 社会派ミュージカルを全国各地で公演する劇団「ふるさときゃらばん」の運営会社(東京)が東京地裁に自己破産を申請し、破産手続き開始の決定を受けていたことが23日までに分かった。

 同社によると、負債総額は同社と関連会社「ふるきゃらシネマ」を合わせ、5億数千万円に上るという。
 劇団は1983年に設立。リストラされたサラリーマンや農村の過疎化、環境問題など社会派のテーマを扱うことで知られ、ミュージカル「親父と嫁さん」は文化庁芸術祭賞を受賞した。
 3月から劇団「石塚・寺本事務所」(愛称・ふるさときゃらばん)として再出発することを目指しているという。

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2010年2月23日のニュース