寺島しのぶの“代理受賞”若松監督が帰国

[ 2010年2月23日 06:00 ]

 第60回ベルリン国際映画祭で、日本人3人目の最優秀女優賞を受賞した寺島しのぶ(37)に代わって授賞式に出席した「キャタピラー」の若松孝二監督(73)が22日、帰国した。

 35年ぶりに銀熊のトロフィーを日本に持ち帰った同監督は「寺島さんの演技をはじめ、映画が世界の人々に伝わったことがうれしかった」としみじみ。27日に大阪市内で舞台出演中の寺島を訪ねトロフィーを手渡す。映画は終戦記念日の8月15日から東京・テアトル新宿などでの公開が決定。「1人でも多くの人に見てもらいたい」という思いから、1800円の入場料金を1000円にする興行を考えているという。

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2010年2月23日のニュース