押尾学被告を聴取!進展!“女性放置”立件か

[ 2009年10月8日 06:00 ]

押尾学被告

 合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬取締法違反の罪で起訴された、俳優の押尾学被告(31)が7日、警視庁から任意で事情聴取を受けた。8月2日に東京・六本木のマンションで一緒にMDMAを使用し、変死したホステスの女性(30)について、死亡するまでの経緯を聴かれたとみられる。

 女性に異変が生じてからマンションに駆け付けた関係者が119番通報するまでに約3時間が経過していることから、当初から保護責任者遺棄致死罪での押尾被告の立件もささやかれていた。8月31日に拘置されていた三田署から保釈され、立件の可能性が薄くなったと思われたが、ここに来て進展。日大の板倉宏名誉教授は「立件に向けた事情聴取でしょう。立件しようとせずに捜査を続けているとは思えない」と説明。ただ「その可能性はあるが、本人を事情聴取したからといって、どのぐらいの段階まで捜査が進んでいるかは分からない」と話した。
 フジテレビはこの日の押尾被告の様子を報道。正午ごろ、都内の実家マンションから出た押尾被告は、有名ブランドの黒いパーカ姿。うつむき加減でフードを頭にかぶっていた。シルバーのワンボックスカーに乗り込み、警視庁での事情聴取を終えると、午後3時ごろに帰宅した。
 初公判は今月23日、東京・霞が関の東京地裁で開かれる。

 ▼事件経過 8月2日夜、東京・六本木のマンション1室から「女性が倒れている」と通報。駆け付けた消防隊員が全裸の女性の遺体を発見。翌3日、通報直前まで同室にいた押尾被告を警視庁麻布署が任意で事情聴取。その際、手の震えなどの麻薬使用者特有の動きがみられたため、尿検査をした結果、合成麻薬の陽性反応を検出。麻薬取締法違反容疑で逮捕した。同7日には女優の矢田亜希子(30)と離婚。同24日に同法違反罪で東京地検に起訴された。

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2009年10月8日のニュース