巨乳好き?二宮和也 全裸の女性に絡まれる!

[ 2009年10月8日 06:56 ]

 「嵐」の二宮和也(26)と松山ケンイチ(24)のダブル主演で、人気コミック「GANTZ(ガンツ)」が映画化されることになった。前後編が製作され、それぞれ2011年冬・春に公開予定。これまで何度か映画化の話が持ち上がったが、残虐な表現があるなどと見送られてきた問題作。「ホッタラケの島」などで知られる佐藤信介監督がメガホンを取る。

 「GANTZ」は「週刊ヤングジャンプ」で00年7月から連載されている奥浩哉氏の作品。死んだはずの玄野(くろの)計(二宮)と加藤勝(松山)が、GANTZと呼ばれる黒い球体の指示に従い、理由も分からないまま、謎の星人との戦いを強いられる姿を描く。戦いにより体が刻まれたりする過激な表現と、極限状態での人間ドラマが話題を呼び、単行本は26巻で計1000万部を突破している。
 二宮と松山は初共演。劇中では剣や銃を使ったアクションを披露し、2人が剣で対決するシーンも登場する。佐藤貴博プロデューサーは2人の起用理由を「玄野は可愛らしく、加藤は怖そうだけど心根の優しい男。外見が原作と似ていることに加え実力、人気を考慮した」と説明する。
 二宮は「硫黄島からの手紙」以来約3年ぶりの映画出演。原作の大ファンで「人間の愚かでごう慢な部分を教えてくれた作品。光が影をつくるのではなく、影が存在したくて光をつくり出す的な…」と、その独創的な世界観にはまっている様子。初のアクションに加え、巨乳好きの役どころで、全裸の女性に絡まれるシーンもあるなど、新境地への挑戦となりそうだ。
 一方、松山は「斬新で大胆なところがたくさんある、そんな新しい映画に挑戦しようと思います」と抱負。加圧トレによるマッチョな肉体づくりに励んでいる。
 来月、都内でクランクイン。年齢制限のない一般映画として公開するため、残虐性は抑えられるものの、原作の世界観は尊重。町が破壊されるなどの戦闘シーンは2000カット以上のCGを使って表現される。製作の日本テレビでは「デスノート」「20世紀少年」に続く超大作と位置づけ、日本映画としては最大規模の計40億円超の製作費をつぎ込む。

 ≪さて結末は…≫原作で主人公の2人は高校生だったが、映画では玄野は就職活動中の大学4年生、加藤は小学生の弟を養いながら働く22歳という設定。物語は、小学校時代の幼なじみの2人が偶然、地下鉄ホームで再会。加藤が線路上に転落した酔っぱらいを助けようとし、手を貸した玄野とともに電車にひかれたところから始まる。漫画は現在も連載中だが、映画は前後編で完結。結末は完全オリジナルとなる。

続きを表示

2009年10月8日のニュース