DVDでプレイバック!百恵・ザ・ベストテン

[ 2009年10月8日 06:00 ]

TBS「ザ・ベストテン」での山口百恵さん出演シーンが収録されたDVD

 1980年に芸能界を引退した山口百恵さん(50)が、かつての人気歌番組TBS「ザ・ベストテン」(78年1月~89年9月)で歌った全12曲、122回の出演を収録したDVDが12月16日に発売されることになった。同番組30周年と百恵さんが所属したホリプロ創業50周年の特別企画。番組自体も初のDVD化で、ディスク5枚、約7時間にも及ぶ映像が話題になりそうだ。

 百恵さんが「ザ・ベストテン」に最初に登場したのは、同番組の第2回放送。1978年1月26日で、歌は「赤い絆」だった。最後は、三浦友和(57)と挙式した翌日の1980年11月20日で、映像での出演だった。歌は「さよならの向う側」。生出演した同年9月25日のVTRをベースに過去のシーンも合わせて放送。この際、司会の久米宏(65)が「今ごろはハネムーンで飛行機の中です」などと紹介した場面も収録されている。
 同番組は当時、最高視聴率41・9%を記録した人気番組。今回の百恵さんが番組初のDVDで「赤い絆」「さよならの向う側」のほか、「プレイバックPart2」「いい日旅立ち」など約2年10カ月で歌唱した計12曲、トップテン入り122回の姿が収められている。
 人気絶頂だった21歳で引退した百恵さん。DVDには、名曲の数々だけではなく、番組でおなじみのミラーゲートからの登場や久米や黒柳徹子(76)とのトークも収録。百恵さん20歳の誕生日を出演者でお祝いするシーンなどもあり、貴重な映像が満載だ。
 番組プロデューサーだった山田修爾氏は「引退から10年以上たったころ、4日間泊まり込みで全出演シーンを編集し、百恵さんご本人にプレゼントしました。ご出演のすべての歌唱とトークは、これまで百恵さんご本人だけがご覧になれたものです。それを、今回、日本中の方々に披露できることになりました」と話している。
 また、特典映像として、「ザ・ベストテン」放送スタート前の代表曲「秋桜」「横須賀ストーリー」「イミテイション・ゴールド」なども収録されている。

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2009年10月8日のニュース