酒井被告 40日拘置も忘れなかった“アイドルスマイル”

[ 2009年9月18日 07:29 ]

拘置先の東京湾岸署を出て車に乗る、保釈された女優の酒井法子被告

 ▼山田美保子氏(放送作家)警察署を出た時、口角をきゅっと上げた「アイドルスマイル」を見て、芸能界で長い間生きてきた人なんだと再認識した。激やせなどと伝えられていたが、どちらかといえばややふっくらしており、40日間の拘置も一瞬で忘れさせてしまうようなかわいいままの「のりピー」だった。

 ▼デーブ・スペクター(放送プロデューサー)(酒井被告の)話が短かったばかりか内容も抽象的な表現が多く、企業や役所の謝罪会見のような印象を受けた。質問に答える必要はないが拘置所で考えていたことや「弱い自分に怒っている」などといった、彼女ならではの本音があってもいいはず。「反省」ではなく、薬物使用がバレて後悔しているという程度にしか見えない。

 ▼精神科医・和田秀樹氏 会見の様子をテレビで見ていたが(精神的なストレスによる機能性胃腸障害と診断された)安倍晋三元首相が入院中に行った会見に比べたら、メモを見ながらだが発言はしっかりしていた。どのような症状なのか分からないが、今回のことでストレスを受け、心因的に食事ができなくなったり、うつ病になったり、覚せい剤をやめたことによる不眠などは考えられる。入院中は休養、食事ができない状況であれば点滴を受け栄養状態を改善する治療などを行うとみられる。マスコミに追われるなど、保釈後に予想されるさらなるストレスを避けるための入院ということも考えられる。

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2009年9月18日のニュース