重傷事故乗り越え映画「剣岳」完成報告会

[ 2009年1月27日 22:07 ]

 富山県の北アルプス・立山連峰でロケ撮影された映画「剣岳 点の記」の完成報告会が27日、富山市内で開かれ、木村大作監督と主演俳優の浅野忠信らが作品に協力した地元関係者に感謝を述べた。

 木村監督は「1人で剣岳を撮影し始めてから3年がかりで完成した。今は夢の中にいるようだ」とあいさつ。石井隆一県知事は「富山の美しく雄大な自然と、越中人の素晴らしい姿が描かれている」と称賛した。
 映画は明治期に剣岳の測量を命じられた測量士らの物語。撮影は標高3000メートル級の立山連峰で200日以上も行われ、スタッフが落石で重傷を負う事故もあった。6月20日から全国公開。

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2009年1月27日のニュース