家賃が高騰…ロック専門店惜しまれつつ閉店

[ 2009年1月19日 06:00 ]

プレスリーの銅像の前で記念写真を撮るプレスリーファン

 ロック関連グッズ約3万点をそろえる東京・原宿の専門店「ロックンロールミュージアム」が18日、閉店した。シンボルとして店の前に立つ米歌手エルビス・プレスリーの銅像前には、多くの花束が置かれ、来店客が次々と記念撮影。山口県下関市から来た渡辺和子さん(72)は「プレスリーのファン。閉店を知った11月に日帰り、きょうは泊まりで来ました」。また、リーゼント姿の山崎勇さん(62)=足立区=は「久しぶりにポマードを使った。この銅像と別れるのは寂しい」。同店は「地価高騰で家賃が2倍になったのが閉店理由。銅像をどうするかは未定」と話した。

続きを表示

2009年1月19日のニュース