遠藤実さんと別れ…千昌夫ら消沈の通夜参列

[ 2008年12月9日 06:00 ]

橋幸夫は沈痛な表情で取材を受ける

 急性心筋梗塞(こうそく)のため6日に76歳で死去した作曲家の遠藤実(えんどう・みのる)さんの通夜が8日、西東京市内の寺で営まれた。

 島倉千代子(70)、橋幸夫(65)、舟木一夫(63)、五月みどり(69)、牧村三枝子(54)ら約300人が参列。愛弟子の千昌夫(61)は「先生からもう新しい曲がもらえないと思うと、もっと強欲に作ってもらえばよかった」としんみり。「でもストックは3、4曲あるので、大切に歌いたい」と遺作を発売する意向を示した。棺の中には愛用のめがね、好物の大福もち、93年に亡くなった節子夫人の写真が納められた。戒名は「法唱院殿音海実道居士(ほうしょういんでんおんかいじつどうこじ)」。
 また、会長を務めた日本作曲家協会による協会葬は来年1月29日に東京・新宿の京王プラザホテルで執り行われる。同協会の会長は3月の総会で選出されるまで空席となる。NHKは千らをゲストに14日、追悼番組「ありがとう 作曲家 遠藤実さん~時代を彩った名曲たち~」(前10・05)を放送する。

続きを表示

2008年12月9日のニュース