桂三枝も特別出演 ブロードウェーで寄席再び

[ 2008年9月18日 10:20 ]

ニューヨーク・ブロードウェーで公演する桂三枝

 ニューヨーク・ブロードウェーで17日、英語落語や三味線漫談などを取りまぜた寄席「第2回ニューヨーク繁昌亭」が開かれた。昨年に続く公演で、全米で英語落語を公演中の桂かい枝(39)=兵庫県=が再び落語を披露し、上方落語協会会長の桂三枝(65)も特別出演した。

 寄席は同協会が大阪で開業した落語定席「天満天神繁昌亭」のニューヨーク版で、昨年の公演が好評だったため今年は会場を拡大し、ブロードウェーの約450席を持つホールで夕方と夜の2回公演となった。
 夕方の公演は日本に関心を持つ市民らでほぼ満員。かい枝は「ホワット・イズ・ラクゴ?」と題した公演で落語について巧みに紹介、身ぶり手ぶりでうどんを食べるしぐさを演じると会場からは拍手が。三枝は「若い人の応援にまいりました」とあいさつ、日本の夫婦生活を題材にしたはなしには大きな笑いが起きていた。
 寄席ではこのほか、桂あさ吉(38)の英語落語、内海英華(48)の三味線漫談なども。基本的に英語で行われたが、三枝の公演は日本語で字幕付きだった。
(共同)

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2008年9月18日のニュース