大月みやこ 8回目の博品館で29曲熱唱

[ 2008年9月18日 04:03 ]

博品館劇場コンサートで熱唱する大月みやこ

 今年で歌手生活45年目を迎え、3月26日発売の最新シングル「信じています」(キングレコード)がロングセラー中の演歌歌手・大月みやこ(62)が17日昼夜2回、東京・銀座の博品館劇場でコンサートを開いた。

 毎年秋恒例の「博品館コンサート」で、今年で8年連続8回目。通常のコンサートとは違い、380席のこぢんまりとした会場で、客席とステージの距離が近いアットホームな雰囲気で歌を楽しんでもらいたいと希望して始めたもの。

 毎年、満員のファンが詰めかけ大人気だが、今年も昼夜2回公演とも熱烈なファンで満席の中、「月日の流れは早いもので、この博品館コンサートも8年目を迎えました。私にとって秋の大きな楽しみの一つです。今年も楽しんでいただけるようなたくさんのプログラムをご用意しましたので、最後まで楽しんで聴いてください」とあいさつ。

 新曲「信じています」をはじめ、「お世話になった先輩たちの歌」と銘打ち、男性歌手のヒット曲から故・村田英雄さんの「花と竜」、故・三橋美智也さんの「星屑の町」、故・春日八郎さんの「長崎の女」、女性歌手のヒット曲から故・岸洋子さんの「希望」、故・江利チエミさんの「新妻に捧げる歌」、外国のスタンダードナンバーから「慕情」「この胸のときめきを」、」オリジナル曲から「大阪夜霧」「別れてひとり」「豊予海峡」「女の駅」「白い海峡」「女の港」など全29曲を熱唱した。

 また、このステージで今月26日発売のニュー・シングル「終着駅にて」を初披露し、「大月みやこの歌世界をドラマチックに聴いていただきたいという思いでスタッフがつくってくれました。せつない女心をドラマチックに歌っています」とアピール。

 「今年も自分も楽しんで歌わせていただきました。また来年も再来年もぜひこの博品館で歌いたい」と話していた。11月21日に名古屋・御園座、同22日に大阪・新歌舞伎座で歌手生活45周年記念コンサートを行う。

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2008年9月18日のニュース