オセロ松嶋“ドタバタ婚”鶴瓶に3日前依頼

[ 2008年6月17日 06:00 ]

幸せそうな表情をみせるヒサダトシヒロ(左)と松嶋尚美

 女性お笑いコンビ「オセロ」の松嶋尚美(36)が、ロックバンド「マーサス・サウンド・マシーン」のヒサダトシヒロ(年齢非公表)と16日午前、明治神宮(東京都渋谷区)で挙式した。媒酌人は3日前に頼まれたという笑福亭鶴瓶(56)が務めた。明治神宮で同日午後には、自民党の丸川珠代参院議員(37)と同党の大塚拓衆院議員(35)も挙式。有名人のWゴールインとなった。

 白無垢(むく)を披露した松嶋は「いっちゃん(1番)きれいの着てん」と満面の笑み。「オセロ」の“白い方”がひときわ輝きを放ち、隣で紋付き姿の新郎がピースサインをつくった。
 挙式前は、緊張した面持ちだった2人。「儀式殿」に向かう際、松嶋が脚をつまずかせ、後ろを歩いた鶴瓶から支えられる一幕も。しかし式では、落ち着きを取り戻し、誓いの言葉を交わすと、2人で見つめ合い幸せをかみしめた。
 午前9時から約20分間の挙式を終え、一般参拝者から祝福されると、笑顔で何度も会釈。報道陣から式の感想を聞かれ、松嶋は「ウキウキしました。幸せいっぱいです」と左手薬指のおそろいのリングを輝かせた。
 実父を亡くしている松嶋にとって、鶴瓶は父親のような存在。以前から「結婚式の時にはバージンロードを歩く水先案内人、頼むって言うてる」と話していた。
 しかし、鶴瓶によると「1、2カ月前に(テレビ東京系番組の)“きらきらアフロ”のメーク室で結婚を報告されて“水先案内人になって”と言われた。(婚姻届の)証人を依頼されたのは3日前ですよ」と漏らすほどの“ドタバタ婚”。「20年も先輩なのになめられてますよ」と苦笑し、「松嶋が“明治神宮でやりたい”と言ったみたい。あいつはガラ悪いから品のあるところが良かったんでしょうね」と話した。ただ、毒舌とは裏腹に、“娘”の晴れの日を心の底から祝福。「(新郎新婦が)付き合い始めたのは8、9年前。長いし、片方(松嶋だけ)は売れたのに(交際が)続いたのは、(相性が)合うんじゃないですか。でもここからが大切。仲良くやってほしい。頑張りや」。“父”としても、うれしい一日となったようだ。

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2008年6月17日のニュース