トイレットペーパーより軽い命って…

[ 2008年6月17日 18:36 ]

小泉孝太郎(右)と大泉洋

 第二次大戦中にオーストラリアで起きた日本人捕虜1104人の脱走事件を基にしたドラマ「あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった―カウラ捕虜収容所からの大脱走―」(日本テレビ系、7月8日夜放送)が完成。出演の小泉孝太郎と大泉洋が同局での記者会見に出席した。

 事件は日本の教科書には登場せず、脚本家中園ミホさんが伯父の体験談を聞いて執筆した。日本兵は収容所で丁重に扱われていたが、捕虜になることは恥とする教えから、死ぬための脱走計画が持ち上がり、実行するか否かの投票が行われる。
 小泉は「5年、10年頭から離れない作品に出合えた」と話し、大泉は「伯父さまが収容所のセットに来て涙されたのを見て、全身全霊で演じようと思いました」と語った。

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2008年6月17日のニュース