初代「芸術監督」の野田秀樹が会見

[ 2008年2月26日 18:17 ]

東京芸術劇場の初代芸術監督に就任する劇作家の野田秀樹

 東京芸術劇場(豊島区)の初代「芸術監督」に就任予定の演出家野田秀樹(52)が26日、東京都庁で記者会見し「面白い芝居を打って、芸術劇場を新たな発信場所にしたい」と抱負を語った。

 野田は4月から芸術顧問となり、準備期間を経て監督に就く。来年秋以降に本格始動し、自身の公演も同劇場で上演する。野田は「お客さんに来てもらい、いい劇場にしていきたい。(ほかの)劇場との連携の可能性も探ってみたい」と述べた。
 野田は1976年に劇団「夢の遊眠社」を結成。歌舞伎の演出も手掛け、2006年にはロンドンで戯曲を上演するなど内外で活躍している。

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2008年2月26日のニュース