淡路島で阿久さん称えるアイデア募集

[ 2008年2月26日 06:00 ]

 「UFO」「北の宿から」など数々のヒット曲を生み、昨年8月、70歳で亡くなった作詞家阿久悠さんの出身地、兵庫県洲本市(淡路島)が、阿久さんを称える事業のアイデアを全国から募集する。

 洲本市によると、2008年度当初予算案に2000万円を計上。4月に市と地元経済団体などで実行委員会を発足させる。淡路島の観光客数は、明石海峡大橋が開通した1998年度をピークに2006年度には約半分まで落ち込んでおり、阿久さんをしのぶとともに観光客増も狙っている。
 現段階で浮かんでいるアイデアは、記念碑の設置や阿久さんの作品を歌った歌手を呼んでのコンサートなど。市側は「末永く続け、人の記憶に残る事業にしたい。アイデアを寄せてほしい」と話している。

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2008年2月26日のニュース