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浜田剛史氏 井上は相手のリズムに惑わされず自分のスピード生かせ

[ 2021年12月14日 05:30 ]

WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチ   統一王者・井上尚弥(大橋)―アラン・ディパエン(タイ) ( 2021年12月14日    両国国技館 )

浜田剛史氏
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 【浜田剛史氏かく戦え】井上自身も理解していると思うが、“勝ち方”が求められる試合になる。ライト級統一王者ロペスが敗れる番狂わせがあり、油断を危惧する声もあるが、ロペスの場合は伏線があった。初回から強引に打ちにいったこと自体は悪いことではないが、カンボソスの挑発に感情的になったことが失敗だった。井上は相手との実力差が大きいと感じたなら、序盤から倒しにいっても問題はない。

 タイのボクサーは我慢強い選手が多く、ムエタイ出身者は体が柔らかく独特のリズムを持っている。ボクシング史上最短の3戦目でWBC世界スーパーライト級王座を獲得したムアンスリンもそうだった。ただし、ディパエンは、そこまでの選手ではない。相手のリズムに惑わされることなく、自分のスピードを生かして闘えばいい。

 前日にドネアが勝ち、統一戦への意欲は強くなったと思う。先を見すぎるのは良くないが、世界的なスーパースターになれば、次の次まで試合が決まっているのは当たり前のようにある。それでも結果はしっかり残す。井上もそういう地位まできている。(元WBC世界スーパーライト級王者)

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