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鷹木信悟 プロレス大賞初受賞「一言で言えば感無量 信念を貫いた結果」

[ 2021年12月14日 06:00 ]

鷹木信悟
Photo By スポニチ

 2021年プロレス大賞が13日、発表され、最優秀選手賞(MVP)は6月にIWGP世界ヘビー級王座を獲得し、3度防衛した新日本プロレスの鷹木信悟が初受賞した。

 鷹木はオンラインでの会見で「一言で言えば感無量だな。信念を貫いた結果」と感想を述べ「昨年同様、コロナ禍の状況が続いて、世間は足踏みしている。プロレスラーという表現者として自分の熱さを伝えたい、感じ取ってほしいという思いで毎試合臨んでいた。でも、俺自身は特別何かを努力したわけじゃない。いつも通りの鷹木信悟だった」と続けた。

 2021年で最も印象に残った試合には、メットライフドームでのEVILとの防衛戦を挙げた。8月にコロナに感染し、満足な練習もできずに体重が4、5キロも落ちるなど苦しいなかでの勝利。「俺の運も尽きたなと思ったら、ぎりぎり間に合って。コロナに勝ったと言ったら、大げさかも知れないけど、一番印象に残っている試合かな」と述懐した。

 年明けには1・4、1・5東京ドーム大会でベルトを懸けた闘いが待っている。「プロレスと言えば、鷹木だよねという試合をこれからも提供していきたい。本当の意味で真価が問われるのは、2022年。1・4、5とい正念場があるから、そこを乗り切るか、乗り切らないかで今後のプロレス人生が変わってくる。プロレス界のためにも俺が乗り切らないとダメ。試練は続くけど、そこを乗り越えて、さらに龍の如く駆け上っていくんで、応援よろしくお願いします」と力強く締めた。

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2021年12月14日のニュース