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王座奪取の尾川堅一、リングの中心で3人の息子に叫ぶ「やったよ!」

[ 2021年11月28日 13:15 ]

尾川堅一
Photo By スポニチ

 「豹(ひょう)ちゃん、亜陸(あり)くん、皇(おう)ちゃん、やったよ!」。念願のIBF世界スーパーフェザー級王座を獲得した尾川堅一(33=帝拳)は勝利インタビューの最後にそう叫んだ。プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦12回戦が27日(日本時間28日)、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン・Huluシアターで行われ、同級3位の尾川は同級2位アジンガ・フジレ(25=南アフリカ)から計3度のダウンを奪って3―0で判定勝ちした。

 トランクスのベルトラインに3人の息子の名前を入れて臨んだ大一番の勝利インタビュー。尾川は「4年前のファーマーとの試合で、子供たちにベルトをね…すみません」と涙で絶句した。17年12月にIBF同級王座決定戦でテビン・ファーマー(米国)に判定勝ちしたが、ドーピング検査で陽性反応を示したことが判明して無効試合となり、JBCからは1年間のライセンス停止処分を受けた。幻の王座獲得から4年。2度目の世界挑戦で念願のベルトを手にし、感情の高ぶりを抑えきれなかった。

 尾川は5回に強烈な右ストレートをフジレの顎にヒットさせてダウンを奪うと、12回にも右ショートで2度のダウンを奪った。試合終了直後は勝利を確信したように笑顔を見せていたが、判定勝ちがコールされると、右拳を突き上げ、感極まった表情を見せた。
 「プレッシャーをかけて相手を下がらせるというイメージ通りにいけた。手数が少なかったのは反省点」と試合を振り返り、今後に向けては、「米国や全世界で試合をして日本人は強い、尾川堅一は強いということをアピールしたい」と宣言した。

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