並木月海 那須川天心と幼なじみ 東京五輪へ「自力で出場したい。しっかり枠を取りたい」

[ 2019年12月8日 16:20 ]

五輪予選女子フライ級代表の並木月海(撮影・中出健太郎)
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 アマチュアボクシングの東京五輪アジア・オセアニア予選(来年2月3日~14日、中国・武漢)と世界予選(同5月13~24日、パリ)女子日本代表決定戦が8日、東京都板橋区の東洋大総合スポーツセンターで行われ、フライ級は並木月海(自衛隊)、フェザー級は入江聖奈(日体大)、ライト級は浜本紗也(日大)がそれぞれ勝って代表権を獲得。ウエルター級の鬼頭茉衣(鬼頭塗装店)、ミドル級の津端ありさ(西埼玉中央病院)を合わせた5人が五輪出場を目指して予選に臨むことが決まった。

 18年女子世界選手権銅メダリストで今年の世界選手権でもベスト8に入った並木は、全日本選手権で優勝した河野沙捺(渡辺熔接所)とのサウスポー対決に5―0判定勝ち。1回は積極的に出て右を当て、距離が縮まってもつれる展開が増えた2回以降も練習してきたボディーなどでしっかりポイントを稼いだ。フライ級でも小柄な部類だが、「身長は1メートル53。(数字は)盛ってません」と強調。代表決定を「率直に嬉しいけど東京五輪には(開催国枠ではなく)自力で出場したい。しっかり(出場)枠を取りたい」と抱負を述べた。

 21歳の並木は4人きょうだいの末っ子で、姉と兄2人の影響で幼稚園の年中から空手を始めた。キックボクシングの那須川天心と幼なじみで、年長時に出場した最初の試合の決勝で敗れたほか、小学校時代にも「2回ぐらい負けた」という。中学入学と同時に「普通に女の子として過ごしたい」と空手とキックボクシングを辞めたものの、「ちょっと物足りなくなって」中2からボクシングを始め、東京五輪を目標に埼玉・花咲徳栄高―自衛隊と腕を磨き、国際大会で実績を積んできた。天心については「凄い有名になって格闘技界を引っ張ってくれている」と表現する一方、「憧れ(の存在)というより抜かしたい」とキッパリ。「レベルは違うけど、自分はボクシングで一番上を目指そうと思っている。東京五輪で金メダルを獲ることを一番の目標に、しっかりかなえられるようにしたい」と意気込んだ。

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