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岩佐亮佑 王座返り咲き タパレスに11回TKO勝ち

[ 2019年12月8日 12:18 ]

タパレスを下し、歓喜の岩佐亮佑(AP)
Photo By スポニチ

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦12回戦は7日(日本時間8日)、米ニューヨークのバークレイズセンターで行われ、元王者で同級1位の岩佐亮佑(29=セレス)が同級3位マーロン・タパレス(27=フィリピン)に11回1分9秒TKO勝ちし、王座返り咲きを果たした。日本人の海外での世界王者奪取は13人14例目。戦績は岩佐が27勝(17KO)3敗、タパレスが33勝(16KO)3敗となった。

 序盤はタパレスのプレッシャーにやや押され気味だった岩佐だが、3回に左ボディでダウンを奪う。果敢に前に出たため、被弾する場面も多かったが、11回、左ストレート一発でタパレスを沈めた。

 昨年8月にTJドヘニー(アイルランド)に判定負けして王座陥落したが、「ラストチャンス」と位置付けていた大一番で会心のTKO勝ち。暫定ながらもベルトを取り戻した。

 試合の模様は9日午後9時からWOWOWライブで放送される。

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2019年12月8日のニュース