【侍ジャパン】大谷 異次元2戦連発!前日から6打数5安打、驚異の打率・833

[ 2026年3月8日 05:00 ]

第6回WBC1次ラウンドC組   日本8―6韓国 ( 2026年3月7日    東京D )

<日本・韓国>3回、大谷は同点ソロを放つ(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースで同僚の侍ジャパン・大谷から“注目選手”に挙げられていた金慧成(キム・ヘソン)は試合前に願っていた。「今日だけは調子が良くなくて三振をしてくれたら…」。だが、打棒は止まらなかった。

 2―3の3回1死。大谷は集中していた。右横手投げの高永表(コ・ヨンピョ)が投じたスライダーを強振。「甘い球をしっかりと良いスイングができた」。角度41度で舞い上がった打球は右中間席中段に着弾。2戦連発の同点ソロとなった。

 WBCで日本野手6人目の2戦連発。前回大会から9試合連続安打としイチローを抜いて日本野手の最長記録となった。この日は“お茶たてポーズ”を封印。ベースを回る際に両方の手のひらを下に向け「先制されて“やばい、やばい”と、急ぎがちなリズムをベンチ内で感じた。ちょっと落ち着いていこうかと」。ベンチに戻ると、初回に3失点した先発の菊池が大谷に歩み寄り「ありがとう」と声を掛けられて抱擁。大谷は「まだタイゲーム(同点)でしたけど」と笑ったが、花巻東で3学年上の先輩と喜びを分かち合った。

 試合当日に2日連続でグラウンドでフリー打撃を行うのは日本時間23年3月21、22日のWBC準決勝、決勝以来、1081日ぶりだった。推定飛距離150メートルの特大弾を放つなど、計26スイングで柵越え5本。「スイング自体も定まっていない時期。しっかり振るという意味で良い調整」と狙いを説明した。

 5回には2戦連続マルチ安打となる中前打。同点の7回2死三塁では申告敬遠で歩かされたが、勝ち越し点を呼び込んだ。全4打席で出塁。満塁弾を放った前日から6打数5安打、打率は驚異の・833となった。

 「前回大会もそうだったけど、タフなゲームは何試合か必ずある。そういうゲームをものにして、結束やチーム力が上がる」。今大会、打者に専念する大谷の勢いは止まらない。(柳原 直之)

 ≪WBC9試合連続安打≫大谷が2試合連続本塁打。WBCでの日本人打者の2試合以上連続本塁打は3試合連続の17年中田翔を筆頭に06年多村仁志、09年村田修一、17年筒香、23年吉田に次いで6人目となった。また、大谷の23年1次ラウンド・中国戦からのWBC9試合連続安打は06年イチローの8試合を抜く日本人最長記録となった。

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