山本由伸 WBCに投げない選択肢は?に満面笑顔「ない、ない」 侍のエースが熱い思い「責任を持って」

[ 2026年2月22日 07:09 ]

オープン戦   ドジャース―エンゼルス ( 2026年2月21日    アリゾナ州テンピ )

<エンゼルス・ドジャース>初回、力投する山本由伸(撮影・須田 麻祐子)
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 ドジャース山本由伸投手(27)が21日(日本時間22日)、チームのオープン戦初戦となったエンゼルス戦に先発。1回2/3、30球を投げ、3安打2失点(自責1)で降板。最速は94.9マイル(約152.7キロ)を記録するなど、順調な調整ぶりをうかがわせた。

 初回先頭のネトに対し、いきなりピッチクロック違反で1ボールをとられたが、フルカウントからシンカーで空振り三振。初回はわずか12球で3者凡退と最高の立ち上がりを見せた。2回は先頭のソレアに左翼線二塁打され、続くアデルの左翼フェンス付近の飛球は左翼のテオスカー・ヘルナンデスがグラブに落とす落球(記録は失策)で失点。さらに1死二塁から連打を浴び、2点目を失った。2死をとったところで球数が30球に到達して降板した。

 失点こそしたが、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、そしてその先にある3連覇を目指すシーズンに向けても納得の内容だった。「もちろんドジャースの開幕にもしっかり合わせて、やるので。そのバランスを取りながら、とにかく1試合1試合、大切にやっていきたいなと思います」と言葉に力を込めた。

 WBCに向けメディアからは「投げないという選択肢はなかったのか?」とウィットに富んだ質問が飛んだ。山本が昨年10月14日のブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦の登板前に「負けるわけにはいかない」とした決意表明を、通訳が意訳。「負けるという選択肢はない」は話題を呼び、チーム内の合言葉にもなった。山本は「ハッハッハ」と大笑いしながら「ない、ない」と返し、報道陣の笑いを沸き起こした。

 27日(日本時間28日)の敵地ジャイアンツ戦が帰国前最後の登板で、その後は侍ジャパンに合流する。「途中からの合流になるので。しっかり自分の技術の面とか、詰める所をしっかり詰めて。向こうのチームも凄い順調に仕上がってると思うので。途中から入るっていうことで、より良い状態で入りたいなと思ってます」と意気込みを口にする。

 ドジャースでも侍ジャパンでもエースの働きが期待される男。「やっぱり1人1人がいい活躍をしないと勝てないと思うので。その一員として、責任を持ってプレーしたいなと思います」と鋭い眼光で前を見据えた。

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