フィリーズ編成本部長 FAの目玉・ビシェット獲得失敗で「胃に一発食らった」分かれ目はオプトアウト条項

[ 2026年1月21日 08:34 ]

ボー・ビシェット(ロイター)

 フィリーズのデーブ・ドンブロウスキー編成本部長は、フリーエージェント(FA)の目玉だったボー・ビシェット内野手(27)を同地区の宿敵メッツに奪われたことについて、「胃に一発食らったような衝撃だった」と語った。AP通信が20日(日本時間21日)に報じた。

 ビシェットはメッツと3年総額1億2600万ドル(約199億円)の契約に合意したが、その直前までフィリーズは、カイル・シュワバー、ブライス・ハーパー、トレイ・ターナーを擁する強力打線にビシェットが加わる寸前だと考えていたという。ドンブロウスキーは「確かにこたえた。その日は本当に腹が立ったと言うしかない。しかし、立ち直って切り替えなければならない。起きたことを引きずり続けるわけにはいかない」と振り返った。

 ドンブロウスキーはまた、ドジャースがカイル・タッカーと4年総額2億4000万ドル(約379億円)で契約したことが、FA市場の流れを変えたとの見方を示した。タッカー獲得に失敗したメッツは、ビシェットにオプトアウト条項付きの短期契約を提示。これがビシェットの心をつかんだ。ビシェットは1年目または2年目終了後にオプトアウトでき、1年で4700万ドル(約74億円)、2年で8900万ドル(約140億円)を受け取れる。メッツとの契約には後払いは含まれておらず、完全なトレード拒否権も付く。

 一方、フィリーズは伝統的にオプトアウト条項を契約に盛り込まない方針を取っており、ドンブロウスキー自身も否定的な考えを示した。「好成績なら選手はオプトアウトして移籍し、逆に不振や故障なら球団が契約を抱え続けることになる。リスクを考えると賢明な選択だとは思わない。チームとして長年続けてきた方針であり、多くの球団も同じ考え方だと思う」と説明した。

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