12球団監督会議でタイブレーク意見交換 1軍導入へ賛成の声多数

[ 2026年1月21日 05:30 ]

12球団監督会議

NPB12球団監督会議に出席した(左から)ヤクルト・池山監督、広島・新井監督、中日・井上監督、巨人・阿部監督、DeNA・相川監督、阪神・藤川監督、ソフトバンク・小久保監督、日本ハム・新庄監督、オリックス・岸田監督、楽天・三木監督、西武・西口監督、ロッテ・サブロー監督(代表撮影)
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 12球団の監督によるフリートークで「タイブレーク制」が議論された。昨年から2軍戦で導入。延長10回から無死二塁と、無死一、二塁の2パターンでデータを集め、今季も継続される見込み。早ければ来季から1軍でも導入される可能性もあり、座長を務めたソフトバンク・小久保監督が「国際大会、メジャーを見ても導入されている。近いうちに導入されてもおかしくない」と議題に挙げた。

 昨年まで2軍監督だったヤクルト・池山監督、ロッテ・サブロー監督や同会議に出席した日本ハム・稲葉2軍監督らから、実際に采配した感想や意見が吸い上げられた。メリットとして勝敗が決することや、試合時間の短縮に効果的という点が挙がった。

 サブロー監督は「非常に面白かった」と感想。小久保監督は「私は賛成です。した方が球界の発展につながる」と意見した。巨人・阿部監督は選手の精神、体力的負担を考慮し「やるなら、もう延長なしとか」と10回から行うことを求めた。

 一方で阪神・藤川監督は投手の負担を懸念したという。ピンチで登板して負けがつくことでメンタル面を心配する声もあったが、日本ハム・新庄監督は「僕は賛成派。監督の腕の見せどころ。ピッチャーは抑えたら格好良いよね、逆に」と一蹴。9回からタイブレーク狙いの戦術に偏りかねない点もデメリットとして挙がった。

 来年からセ・リーグでDH制が導入され、藤川監督からは「最後の投手が立つところまでしっかりやっていく」と決意表明があったという。投手が打席に立たなくなる来季以降を見据え、タイブレーク制も慎重に議論されていく。(神田 佑)

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