日本ハム・五十幡 決勝点につながる右翼線三塁打「塁に出ることを考えていた」

[ 2025年6月21日 06:00 ]

交流戦   日本ハム1―0中日 ( 2025年6月20日    バンテリンD )

6回、日本ハム・幡は三塁打を放つ(撮影・椎名 航)
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 日本ハム・五十幡亮汰外野手(26)が20日、敵地での中日戦に「1番・中堅」で出場し、6回先頭で決勝点につながる右翼線三塁打を放った。新庄剛志監督(53)の期待を受け、2試合連続で今季4度目の1番起用で躍動。2連勝で首位を堅守したチームの中で、北の韋駄天(いだてん)が新リードオフマンとして開花の時を迎えている。

 バンテリンドームは広い。両翼100メートルで、フェンスの高さは4・8メートルもある。本塁打が最も出にくい球場だから、五十幡の野手の間を抜く打撃と、俊足が存分に生かされる。決勝点をもたらしたのは、その韋駄天の一打からだった。

 「彼が1番を打ってかき回してくれたら、そんないいことはない」と話していた新庄監督は、2試合連続で「1番・中堅」で起用。試合後に「あれはでかい。ランニング本塁打かと思った」と称賛したのが6回先頭だ。ベテラン左腕・大野の内角直球を思い切り引っ張った。右翼線を抜くと、自慢の快足を飛ばして悠々と三塁に到達した。

 続く清宮幸が右犠飛を放って本塁に生還。「塁に出ることを考えていた。(外野手は)クッションで焦りがちなので狙っていた」と自身がもたらした貴重な1点に胸を張った。1メートル71の小兵だが「監督にもサイン以外でセーフティーバントはするなと言われている。三塁にいる方が打者も犠飛で1点入るのもあるので、大きいと思う」と言う中で、今季5本目の三塁打で貢献した。

 指揮官が「(打率が)3割6(厘)ぐらい打ったらヤバい」と期待をかける男は、その期待を超える交流戦打率・317。バットでの覚醒を予感させる大活躍だった。

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