東大の渡辺俊介Jr・向輝が大学代表入りへ猛アピ「ベストな結果」 スカウトは「高めの使い方」を絶賛

[ 2025年6月21日 20:21 ]

練習を終え、クールダウンのランニングを行う東大・渡辺(中央)ら大学野球日本代表候補の選手たち(撮影・木村 揚輔)
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 7月に開催される日米大学野球選手権(神宮ほか)を戦う侍ジャパン大学日本代表候補選考合宿が21日、神奈川県平塚市内で始まった。

 プロ志望届提出を明言している東大の下手投げ右腕・渡辺向輝投手(4年)は紅白戦に5回から救援し、1回を無安打無失点で1三振を奪う好投だった。

 「打ちづらいボールを投げることができたと思っています。まさか明治の小島選手から三振を取れると思っていなかったので、凄くうれしかったです」

 全7球中6球も投じたスライダーは地上10センチからリリースされ、浮き上がりながら曲がる「特殊球」だ。

 ロッテで活躍した渡辺俊介氏(48=現日本製鉄かずさマジック監督)を父に持つジュニア。ネット裏で視察した日本ハム・栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサーは「あれだけ奇麗なサブマリンをつくり上げたことは本当に素敵で、敬意を持つべき」と絶賛していた。

 3日間行われる選考合宿は東北福祉大の最速164キロ右腕・堀越や北海学園大の最速159キロ右腕・工藤ら全国から豪腕が集う。その中で異彩を放つ下手投げの渡辺は「周りを見て全員球が速いので、ちょっと怖気づいちゃった部分もありました。周りがみんな凄いなっていうのが正直なところ」と謙そん。ただ、ヤクルト・橿渕聡スカウトグループデスクが「彼の良さは高めを上手く使えるところ」と評した通り、浮き上がるスライダーで芯を外してみせた。

 合宿は23日まで行われ、最終日に代表メンバーが発表される。大学代表入りへのアピール期間は残り2日。「今日はベストな結果が残せたので、明日もこれを維持できるように頑張ります」と力強かった。(柳内 遼平)

 ◇渡辺 向輝(わたなべ・こうき)2004年(平16)2月25日生まれ、千葉県出身の21歳。高洲北小3年から野球を始め、海城中で投手に。海城(東京)では甲子園出場なし。東大では農学部に所属。リーグ戦21試合の出場で1勝9敗、防御率4・34。趣味は東京六大学野球の応援歌をピアノで弾くこと。1メートル67、63キロ。右投げ右打ち。

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