日本ハム・伊藤大海 今季初完封 リーグトップ7勝目 新庄監督に宣言通り「1点あれば十分」

[ 2025年6月21日 06:00 ]

交流戦   日本ハム1―0中日 ( 2025年6月20日    バンテリンD )

<中・日>完封勝利を挙げ、伏見(右)と笑顔で喜ぶ伊藤(撮影・椎名 航)
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 宣言通りの快投だった。4敗目を喫した13日の広島戦後、日本ハム・伊藤は新庄監督とのダイレクトメッセージでのやりとりにこう記した。「1点あれば十分、というピッチングを見せます」。112球を投げ、5安打7奪三振で今季初完封。言葉通り1点を守り抜き、7勝目でリーグ単独トップに躍り出た。

 「今日は正直、シーズンに1回か2回あるかないかぐらい最悪なコンディションのスタートだった」。普段は平均球速150キロ台の直球が序盤は140キロ台後半止まり。6回に清宮幸の右犠飛で先制点の援護をもらって尻上がりに調子を取り戻した。最終回は1死一、二塁のピンチを切り抜け、捕手・伏見と抱き合って喜んだ。

 昨年11月のファン感謝祭。イベント途中に新庄監督から監督室に呼ばれ、25年の開幕投手を誰にするかを問われた。自身はソフトバンクとの本拠地開幕戦の登板を勧められた上で、実は伊藤からは「北山はどうでしょうか?」と提案していた。

 北山は22年に経験済みだったことで結果的に金村に収まったが、それだけ実力を認めていた存在。前日の巨人戦で9回1死まで無安打投球という快投に刺激を受けないはずがない。「ノーヒットノーランは無理だったんですけど、完封できて良かったです」と笑った。

 中日戦はプロ1年目の21年から無傷の4連勝で昨年に続く2年連続完封。4完投もリーグ最多に並んだ。チームも2連勝で今季最多の貯金13とし、07年以来2度目の交流戦Vにも望みをつないだ。(清藤 駿太)

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