佐々岡真司氏 広島の勝因は、好調な巨人の4番・岡本を完全に沈黙させた床田の投球に尽きる

[ 2025年4月13日 05:45 ]

セ・リーグ   広島1―0巨人 ( 2025年4月12日    マツダ )

<広・巨>9回、力投する床田(撮影・光山 貴大)
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 【佐々岡真司 視点】床田に尽きる。1点を守り切り、巨人打線を相手に鮮やかな完封勝利。2度の得点圏を含め、塁上に走者を3度置く場面で、好調な4番・岡本を完全に沈黙させたことが一番のポイントだろう。

 とりわけ印象的だったのは4回だ。無死二塁のピンチで、初球の内角カットボールでストライクを取り、2球目も力のある真っすぐでインサイドを突いて一邪飛に仕留めた。

 ホームラン打者には従来、長打を避けるために外中心の配球だった。1死一、二塁で迎えた初回もしかり。そうしたデータから、4回の岡本は右方向への意識があったと思う。それが一転内角攻め。見事な封じ方だった。

 この日の最速は151キロ。それでも立ち上がりは体が重たそうに見え、真っすぐもさほど走っていなかった。そんな状態でも田村や野間らバックの好守に乗せられ、ギアを上げるタイミングや制球を間違えないのは、さすがと言うしかない。

 過去2戦は勝ち運に恵まれなかったが、この1勝で気持ちはグッと楽になるはずだ。床田らしい好テンポの快投に期待が膨らむ。 (スポニチ本紙評論家)

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