ヤクルト・村上 つば九郎へ「感謝」の二塁打 山田も決意新た「これからも一緒に戦っていきたい」

[ 2025年2月21日 05:30 ]

練習試合   ヤクルト0―2中日 ( 2025年2月20日    浦添 )

<中・ヤ>2回、二塁打を放つ村上(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルト・村上宗隆内野手(25)が20日、中日との練習試合(浦添)で今年初実戦に臨み、初打席で二塁打を放った。昨年12月の右肘手術明けで順調に実戦調整をスタート。人気の球団マスコット「つば九郎」の担当者の訃報から一夜明け、同じく今年初実戦だった山田哲人内野手(32)らとともに「感謝」の思いを寄せた。

 感謝の思いを胸に「燕の主砲」が鋭くバットを振り抜いた。2回先頭で迎えた今年の初実戦初打席。村上はメヒアの高めの直球を捉え、左中間を深々と破った。「やっていた練習がイメージ通り打席で出せた。しっかりはじき返せた」。いきなり飛び出した鮮やかな二塁打は納得の一打だった。

 続く2打席目は内角のカットボールをライナー性の打球で中飛。無理に引っ張ったり差し込まれることなく狙った方向に打球を飛ばすことができた。「ある程度インコースを攻められることは頭の中にあった。そこを開かずにセンター方向に打てたのは意識した部分だった」。2打席で交代し、結果も内容も納得いくものだった。

 今季から副主将に就任し、つば九郎の妹「つばみ」をモチーフにした「Cマーク」をつけたユニホームをまとってシーズンを戦う。つば九郎はともにグッズの売り上げトップの座を競い合う“ライバル”だった。「ヤクルトを支えてくれた人でもあるので、凄く感謝しています」。もちろんショックは大きいが、ともに戦っていくという気持ちが変わることはない。

 主将の山田も3回の2打席目に右前打を放ち、2打数1安打で初実戦を終えた。キャプテンマークは山田の発案で24年から現在のつば九郎をモチーフにしたデザインに変更。「こうして僕も…」と左胸に手を当て「変わらずスワローズの一員なので。これからも一緒に戦っていきたい」と決意を新たにした。

 高津監督にとって、現役時代から親交が深い“盟友”との別れはあまりにもつらいものだった。「僕も三十何年の付き合いですし、彼の若い頃から、僕も若い頃から一緒に戦ってきた仲間。非常に残念ですね。それが全て」と沈痛な面持ち。公私ともに交流があった石川も「今は感謝の気持ちしかない」と追悼した。今月7日には衣笠剛球団会長が他界するという訃報に接したばかり。悲しみを乗り越え、秋に優勝&日本一という吉報を天国に届けるためにチーム一丸でシーズンを戦い抜く。(重光 晋太郎)

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