ヤンキースが“ヒゲ禁止ルール”を緩和 手入れされたヒゲなら可 選手獲得への影響も考慮 勝利を優先

[ 2025年2月22日 04:27 ]

デレク・ジーター氏の公式インスタグラム(@derekjeter)から

 ヤンキースが21日(日本時間22日)、公式Xで球団オーナーであるハル・スタインブレナー氏の声明を発表した。

 「ヤンキースのヒゲに関する方針の変更」と題した声明で、これまで禁止されてきた口ヒゲ以外のヒゲでも整えてあればOKとする内容だ。

 声明は以下の通り。

 「ここ数週間、私は多くの元ヤンキースと現役ヤンキースの選手たち(複数の時代を網羅する)と話し、長年続いてきたヒゲと身だしなみの方針について彼らの意見を聞きました。彼らの真剣かつ多様な意見に感謝します。これらの最近の会話は、数年前から続く内部での話し合いの延長線上にあるものです。最終的な決定権は私にあります。そして、熟考の末、我々は選手とユニホームを着るスタッフが、今後、きちんと手入れされたヒゲを生やすことを許可するために、我々の規則を修正することにしました。以前の慣れ親しんだ方針から脱却して前進するのにべき時期です」

 言い伝えによると、ヤンキースでは1973年に当時のオーナーだったジョージ・スタインブレナー氏が身だしなみに関する方針を打ち出し、主に口ヒゲ以外のヒゲは禁止としてきた。長くこのルールは守られてきた。

 だが、今オフにブルワーズからトレードで移籍してきた、守護神候補のデビン・ウィリアムズ投手(30)が、11日(日本時間12日)のフロリダ州タンパのキャンプ施設にトレードマークだったヒゲのアゴの部分を剃り落として現れ、ファンの間で波紋が拡がっていた。ウィリアムズ自身も不満を持っているのでは?との噂も拡がるなどしていたが、大リーグ公式サイトは「スタインブレナーは、"時代遅れ"で"いささか不合理"な方針と彼が評するものについての検討は、ウィリアムスのトレードよりずっと前」とし、勝利を優先する球団方針を伝えた。

 また、同サイトは「スタインブレンナーは、今週初めに、チームキャプテンのアーロン・ジャッジ、右腕のゲリット・コール、指名打者のジャンカルロ・スタントンなど、数人の選手と話をしました。全員がポリシーの更新に賛成していました」と報道。コールは「妥当だし、理にかなっている。それでも、私たちの外見や清潔感は保ちつつ、個人の自由と、カミソリ負けを少し減らすことができる」と話したという。

 また、アーロン・ブーン監督はひげの規則によって選手の獲得に支障が出ているとの懸念を示し「私たちは、誰一人として逃したくない。もし、そのポリシーのために誰かを逃したら、それは多すぎる」と話した。

 ヤンキースの元主将、デレク・ジーター氏は自身のインスタグラムを更新。現役時代の自身の写真にあごひげを生やした合成写真を投稿。「新しいルール」と球団の方針変更に反応した。

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