大谷翔平が3試合ぶり36号!左手骨折から復帰のベッツとアーチで競演 本塁打王争い単独トップに

[ 2024年8月13日 10:14 ]

ナ・リーグ   ドジャース-ブルワーズ ( 2024年8月12日    ミルウォーキー )

<ブルワーズ・ドジャース>5回の第3打席で36号ランを放つ大谷翔平(撮影・西尾 大助)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が12日(日本時間13日)、敵地でのブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。5回の第3打席で3試合ぶりの一発となる36号本塁打を放った。

 2-0の5回無死一塁で迎えた第3打席、3ボールからの4球目、相手先発・ペラルタの外角直球を振り抜き、左中間席へ36号2ランを放った。この一発でナ・リーグ本塁打王争いで並んでブレーブス・オズナを抜いて、単独トップに立った。

 この一発は打球速度107マイル(約172キロ)、424フィート(約129メートル)、打球角度36度を計測し、敵地に詰めかけたド軍ファンも立ち上がって喜んだ。

 初回の第1打席は1ボールからの2球目、相手先発・ペラルタの内角直球を捉え、中堅方向へ飛球を放ったが、中直だった。3回1死三塁の第2打席もニゴロに倒れ、先制のチャンスを逃した。

 この日は、左手を骨折していたベッツが「2番・右翼」で復帰。「大谷・ベッツ・フリーマン」のMVPトリオが46試合ぶりにスタメンに名を連ねた。ベッツは3回の第2打席で復帰後初安打となる先制11号2ランを放った。

 不動のリードオフマンだったベッツが離脱後、1番に入った大谷はベッツ復帰後も変わらず「1番・DH」で先発出場。理由についてデーブ・ロバーツ監督が「翔平には1球目から試合を変えられる能力がある」「翔平は1番でも心地良かったと感じている思う。即座に攻撃を始めることもできるしね」などと説明した。

 その言葉通り、豪快なアーチでMVPトリオの再結成を祝い、ベッツとアーチで共演した。

 前日11日(同12日)のパイレーツ戦は6打数1安打。第4打席で三塁打を放ったが、得点圏で4度凡退するなど、打率は・298に下がり、4月5日(同6日)以来、4カ月ぶりに3割を切った。

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