阪神・村上 広島に勝てん…京セラで勝てん…広島戦直近5試合で4連敗 「粘れず苦しい展開になった」

[ 2024年8月10日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神3―6広島 ( 2024年8月9日    京セラD )

<神・広>3回、追加点を許しベンチに戻る村上(撮影・後藤 正志)
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 一度狂ったリズムを元に戻せなかった。阪神の先発・村上は5回6安打4失点で降板し、今季8敗目。2回に落とし穴にはまった。

 「粘れなかったので苦しい展開になった。そこが反省点です」
 2死一、二塁で林を三ゴロに打ち取った…はずが、佐藤輝が一塁へまさかの悪送球。適時失策で先制点を献上すると、3、4回も計3失点するなど相手に傾いた流れを食い止められなかった。ファウルで粘る相手打線にも苦戦。球数もかさんで5回で降板し、「仕留めきれなかった自分が悪い」と唇をかんだ。

 昨季、おもしろいように他球団の打線を手玉に取った男が、今季は鯉打線を苦手にしている。今季はすでに広島戦に7試合登板し最初の2試合で白星を挙げたものの、この日も含めて直近5試合で4連敗。首位を走るチームに、白星を献上する展開が続いている。

 さらに京セラドームでも昨季から通算5試合登板で白星なしの3連敗。“負の連鎖”にはまっている。「また次頑張りたいです」。激しい首位争いを抜け出すためには、背番号41の快投が欠かせない。(遠藤 礼)

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